病院に来た監督から「まさかの発言」が…
B君は緊急搬送され、全治1カ月。目の周辺に傷があり、失明の危険性すらあった。B君の母が言う。
「病院には監督らが来ていました。そこで監督から、『BがAの荷物をぶちまけた後にBがふらついたところをAが支えようとした。その際に足の踏み場がなくてAの足がBの顔面に当たってしまった』と説明を受けました。どう考えても偶然の事故で負った傷ではなく、信じられませんでした」
B君は入院。部に残るか辞めるかと気持ちが揺れる中、監督に電話した。
「『辞めようと思っています』と伝えると、『ああ、そうか』と。監督さんに『自分はチームに必要ですかね』とも聞きました。ところが、引き留められることもなく、自分はチームに必要ないんだなと思ったんです」(B君)
B君は母にこう告げた。
「おれ、やっぱり辞めるわ。あの監督から学ぶことは何もないから――」
「学校側からまともに事情を聞かれたことはない」
現在も精神的に不安定な生活を送っているという。
「今も眠れない日々が続いています。入院先で睡眠薬を処方されました」(同前)
学校は「週刊文春」報道後の声明で「ご心配とご迷惑をおかけしている」と陳謝。ただ「事実関係、言動の趣旨等について相異なる情報」があるとし、調査中だという。B君の父が憤る。
「実は、学校側から私たちがまともに事情を聞かれたことは、これまでありません。まずケガを負ったB本人に事情を聞くのが筋でしょう。こちらの話を聞かない調査に何の意味があるんでしょうか」
学校のそうした姿勢もあり、B君側は学校に主張を記した通知書を送付したという。学校に質問すると、「我々が(B君側に)連絡しないということではなくBさん側からは弁護士さんを通じて主張をいただいており、文春さんの記事もあってそれがBさんのおっしゃっていることと受け止めています」と答えた。
母が涙ながらに語る。
「Bは少年野球からずっと目を輝かせて野球をやってきました。高校野球って、そういう子たちが輝ける場であってほしい」
対応の誠実さが問われる。
