■遺体が出てきた状況はもう一つのポイント

高野さんによると、もう一つポイントがあると言う。

【高野敦さん】「ご遺体が出てきた状況がポイントで、靴が出た翌日に、突然、警察が今まで来たことなかった場所に、いきなり規制線を張ってすぐにご遺体を発見したという状況だった。GPSの位置情報とかだけではそんなにすぐに見つかるかなと。

普通、捜索は朝からやる。夕方からやるというのは、ご遺体があるという相当な確信を持ってやったということがうかがえる。事前にその時点で供述を得ていた可能性もあるのかなという可能性が感じた。

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ただ、ご遺体を移動してるという話が出てきたので供述ではなくその移動している状況をしっかり警察が張り込みなどの行動確認をして遺体の場所を割り出したという可能性もある」

任意同行される安達容疑者

■遺体を「数カ所に移動」ちぐはぐな行動の意味

また、安達容疑者は結希さんの遺体を南丹市内の「数カ所」に運び、その後遺棄したと供述しているということだ。

通学、かばんはガードレール横の目立つ場所に、靴は山中に、そして遺体は田んぼの横の比較的見つかりやすい場所に穴も掘らずに置かれていた。

高野さんはこの「ちぐはぐさ」について、「殺人事件の犯人は常に合理的なわけではない。焦りで行き当たりばったりな行動をしてしまうこともある」と分析する。

さらに、「警察が泳がせることによって、数回移動させる中で遺体の居場所を割り出した可能性がある」とも指摘した。

捜査関係者によると、安達容疑者は殺害についても供述をしているという。

高野さんは「弁護士が来て黙秘に転じるケースもある。供述がひっくり返っても大丈夫なぐらいに証拠を固めていくのが基本」と説明した。

(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2026年4月16日放送)

遺体などが見つかった場所
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