“生活習慣病の総合デパート”として認知症リスクに(おのの)く「オジ記者」が認知症外来専門医の内野勝行先生に弟子入り。最新の研究結果を基に中高年からの認知症予防を学ぶ。

 今年1月に東海大学などが日本人の認知症発症のリスク要因を発表した。その中で最も影響力が大きいのが難聴。第2位が今回取り上げる運動不足だ。これらを改善できれば、日本で発症する認知症の約4割を理論上は予防できるという。

 いざ、スポーツウェアとランニングシューズを新調し、形から入るオジ記者。だが、先生曰く、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。今日から始められるエクササイズを紹介してもらった。

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Q 3度のメシより……ゼハゼハァ……49歳……ゲホッ……オジ記者です。

A 大丈夫か? すごい汗の量だゾ。

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Q オイラ、減量のため走って参りました! こう見えて、20代と30代はサッカーでピッチを颯爽と駆け回っていたのに、今は歩くのも億劫。心を入れ替え走ってみたのですが、運動、ジゴク……。

 

A その意気は買いたい。だが、オジ記者のように、運動さえしていれば、認知症でもほかの病気でも予防できると盲信している人が意外と多い。

Q というと?

A 皇居ランで必死に走っているお年寄りを見かけるけど、若い頃からジョギングが習慣化している人なら問題ない。ただ、運動不足の中高年や高齢者がいきなり目の色を変えて走ると、心臓に負担がかかるからかえって危ない。後ほど説明するが、運動強度の高いランニングが認知症予防になるとは限らないんだ。