現在放送中で、さまざまな事情を抱える子どもたちが安心して過ごせる「フリースクール」が舞台のドラマ『タツキ先生は甘すぎる!』(日本テレビ系)には、たくさんの子どもたちが登場する。その中で、一際目が奪われてしまうのが1人だけ明らかに「ガタイの良すぎる」青年だ。「ソーヤ」と呼ばれ、みんなの人気者になっている青年・皆藤壮哉役を務めているのは、かつて名子役として人気を博した寺田心である。
3歳でデビュー→敬語を使いこなすギャップで人気に
寺田は3歳から芸能活動を開始。小柄でかわいらしい声を持ちながら、喋り出すと「~でございます」などの敬語を使いこなすというギャップでも話題となり、数多くのCMやバラエティ番組に出演してきた。
演技の実力も折り紙付きで、映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(2021年)では主演を務め、近年では、NHK連続テレビ小説『らんまん』で主人公の槙野万太郎(神木隆之介)と高知の山で出会い、のちに師匠と弟子のような関係になっていくキーパーソンの虎鉄役を演じた。
そして、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では田安賢丸役を演じ、「武家が精進すべきは、学問! 武芸!」とずいぶんとしっかりした様子を見せた。史実における賢丸はのちに松平定信となり、風紀を乱すという理由で娯楽的な書物を次々と発禁処分にしている。生真面目さが仇となってしまう人物でもあり、青年期を演じた寺田はすでにその片鱗を意識しながら役に落とし込んでいたのだろう。
SNSで誹謗中傷にあい、悩んだ過去も
そんな寺田が『タツキ先生は甘すぎる!』で演じているのは、フリースクール「ユカナイ」の大学生ボランティアスタッフ・壮哉。頼れるお兄さんとして悩みを抱える子どもたちを笑顔にしていく役どころだが、寺田自身もかつてSNSで誹謗中傷にあい、悩んだ過去があるという。
