「すべて私がやっていました」主張を180度転換した佐藤被告
2026年2月18日、佐藤被告の被告人質問が行われたが、佐藤被告はこれまでの態度を一変して、「起訴状にある3つの事件はすべて私がやっていました。ただ、Aさんが嫌がっているとは思いませんでした」と主張を180度転換した。その理由は「Aさんの証人尋問を聞いて考えを改めた」とのことだった。
佐藤被告が語る事件の一部始終は次の通りだ。
佐藤被告はAさんが高校生の頃に知り合い、佐藤被告が東京に「遊び」に行った際、Aさんの実家に1カ月ほど泊まったことがあった。
「当時はスマホのゲームをしてくれる男性が複数いた。その人たちに『一番深くリストカットしてくれた人と付き合う』と言ったら、Aさんもした。結局、Aさんではない男性と付き合うことになり、同棲しました」(佐藤被告、以下同)
それからしばらく連絡が途絶えていたが、2023年春に再び連絡を取り合うようになった。同棲していた彼氏と別れたことを告げると、2人でユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行き、LINEで告白されたという。
「そのとき、私は風俗で働いていたので、『店を辞めろって言わないんだったらいいよ』と条件を付けた。相変わらず遠距離だったので、2週間に1度会うペースだった。性的な関係を持ったが、その延長線上に暴力があった。殴ったり、蹴ったり、鼻血が出るぐらい。私が『やりたい』と言うと、Aさんは『殴ってほしい』と言っていた。抵抗したりしないし、喜んでいて、満足していて、興奮していた。私も嬉しい気持ちになり、安心する気持ちになった」(同)
「Aさんは喜んでいるし、興奮していると思っていた」
佐藤被告が撮った動画の中には、Aさんが暴力を振るわれ、佐藤被告の笑い声が入ったものが多数残されている。
たとえば、佐藤被告に顔を踏まれ、「僕は佐藤さんに踏まれるために生まれてきたんです」と話しているものや、佐藤被告が指輪をはめたままAさんを殴ったため、鼻血が佐藤被告の指に付いてしまい、「汚してしまってごめんなさい」と言いながら、Aさんが佐藤被告の指を舐めているものなどだ。
さらにベルトでお尻を叩く動画も残されており、痛がるAさんを見て、佐藤被告が「キャハハハ……」と笑う音声が入っている。〈僕のお尻を叩いて〉〈毎日叩いてあげる〉〈お願いします〉というLINEのやり取りもあり、これらのプレイについても同意の上だったと言うのだ。
「私のことをこれだけ好きだから、こういうことを言ってもらえる。Aさんは喜んでいるし、興奮していると思っていた。痛いと言っても、嫌だとは言わなかったから」(同)
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