潮目が変わったのは…
潮目が変わったのが、25年9月のこと。
キオクシアが岩手県北上市にある新工場(第二製造棟)の稼働を開始し、AI用メモリの量産体制に入ったのだ。
「データ読み出しの速度が従来比で100倍になるフラッシュメモリを搭載した記憶装置・次世代SSDの製造を本格化させたのです。これをきっかけに、グーグルやマイクロソフトなどのビッグテックも自社のAIデータセンター向けに、こぞってキオクシアの高性能SSDを買い求めるようになった」(同前)
東芝現役幹部は「情けないし羨ましくもある」
キオクシア(旧東芝メモリ)は17年に発足。経営危機に陥った東芝の半導体部門から分社化され、18年に米ファンド・ベインキャピタルなどに買収された。東芝現役幹部が臍を噛む。
「メモリ事業は東芝の“虎の子”でした。『寂しいな、もったいないな』という半面、不振時は数千億円規模の赤字を出す恐ろしさと『これで縁が切れた』という思いもありました。それが今や立場は逆転。こちらは再上場もままならず……情けないし羨ましくもありますね」
今後も、キオクシア株は“買い”なのか。それを占う上で考慮したい3つの「急所」がある。
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この続きでは、3つの「急所」について詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および6月18日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる。
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