「実はこの病院を運営する『医療法人社団葵会』は、ある国会議員の父親が理事長として運営する法人なのです」

 その議員とは、

「自民党の新谷正義衆院議員です」(同前)

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 現在6期目で、広島4区選出の新谷氏。総務副大臣や厚生労働大臣政務官などを務めてきた。医療一家に育ち、新谷氏自身も茨城県鹿嶋市で「医療法人晴生会」の理事長も務めている。

「その新谷氏の父親、幸義氏が理事長を務めるのが、『医療法人社団葵会』です。M&Aに積極的であることでも知られ、登記によると、全国に16の病院と5か所の診療所、53か所もの介護老人保健施設を開設。法人の資産総額は、2022年に約35億4880万円だったが2025年では約105億6685万円と急成長中です。ちなみに新谷氏自身が理事長を務める『医療法人晴生会』も資産総額は約81億円にのぼり、こちらも急成長中です」(同前)

柏たなか病院ホームページより

「そうですか。私はもう戻れないですね」

 今回の事件は容疑者個人の問題ではあるが、病院にとっても大打撃だろう。冒頭の場面は、「柏たなか病院」が16日に開いた記者会見の様子だ。記者会見で、病院側は次のように説明した。

「病棟の汚物室に便を含んだオムツの捨て場所があり、そこは看護師は誰でも入室可能な状況でありました。そこから採取したかは分かりませんが、そこに入れる状況だったことは間違いないです」

 古川容疑者は2月28日付で「柏たなか病院」を自主退職している。病院側が、古川容疑者に対して警察による捜査を伝えたところ、

「そうですか。私はもう戻れないですね」

 そう言って自主退職に至ったのだという。

 千葉県警は現在、汚物の入手経路や容疑者の動機などについて調べを進めている。

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