「かれん容疑者の父は、大手クレカブランドA社を支える現役幹部なのです。東京本社や海外に拠点を置く関連会社で経営に携わってきたエリート金融マン。現在はヨーロッパ方面を統括する『最高経営責任者』を務めています」(前出・新澤容疑者の知人)
一家4人で、裕福な家庭だった
敏腕ビジネスマンの新澤容疑者の父。ビジネス交流サイトの本人アカウントによると、2010年前後に一時帰国し、数年後まで東京本社で本部長として勤務していた旨の記載がある。この頃に購入した都内の新築3階建て一軒家が、逮捕時の新澤容疑者の自宅住所だった。
「新澤家は両親と長男、新澤容疑者の一家4人で、裕福な家庭だったと聞いています。しかし、他人のクレジットカードを不正利用して購入した商品は、数千円台の化粧品や食料品など安価なものばかり。暗証番号入力など本人確認を求められることが少ない、1万円以下の買い物を繰り返していた可能性も浮上しています」(前出・記者)
本人確認が省略される場合もあるというクレカの性質を巧みに利用し、100万円規模で他人のカネを使い込んでいたとみられる新澤容疑者。クレカ事情に精通しているようにも思えるが、父親がクレカ業界のトップリーダーであることは、果たして偶然だったのだろうか。
父親の勤務先に事実関係を問うと、次のような回答があった。
「当社として、役職員に関する情報は開示しておりませんので、回答は差し控えさせていただきます」
誰しも被害に遭う恐れがあるうえ、少額で被害に気付きにくいという点で、新澤容疑者の手口は非常に巧妙だ。次なる被害者を生まないためにも、事件の全容解明が待たれる。
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