『週刊文春』で昨年9月にスタートした、みうらじゅんさんの人気連載「アウト老のすすめ」。みうらさんがアウトローな老人、“アウト老”として生きる日々が綴られています。そんなみうらさんが現在、情熱を注いでいるマイブームが、津々浦々に存在する人魚像を探し求める「人魚像ハンティングの旅」。
新潟や富山から、沖縄、和歌山、そして表参道やお台場まで……。全国各地の人魚像を巡った、これまでの紀行録をまとめました。
アウト老日記:初対面とか人魚とか|みうらじゅん
7月19日(土) 本誌リニューアルに伴い、この連載も改題したが、話の内容はキープオンまたはループオン(くり返し同じ話)。そこはアウト老(ロー)、見逃して頂きたい。タイトル文字も引き続き、書道家の武田…

人魚像ハンティングの旅(2)
★人魚像ハンティングの旅(1)はこちら 1月3日(土) 夏は夏で大変だった野外の人魚像撮影。温暖化など手緩い言葉で片付けられない。いっそのこと“灼熱地獄化”と、すべきではない…

人魚像ハンティングの旅(3)
★人魚像ハンティングの旅(1)はこちら 1月3日(土)前回の続き タクシーで直江津駅に戻り、今回の人魚像ハンティング最終地・富山へ向う。 思えば無謀な旅だったが、それによって色んな教訓を得たので引き…

人魚像ハンティングの旅〜沖縄編(1)
“てーげー”というのは沖縄の方言で、ものごとを深く突き詰めて考えず、程々の良い加減に生きていこうという意味。「てーげーやさ」なんて聞くと、おおらかな沖縄人気質がう…

人魚像ハンティングの旅〜沖縄編(2)
(前回の続き) 車を降りて駆け寄った人魚像は、くすんだ茶色と青色が混ざった建物の上にちょこんと座ってた。 真珠貝だろうか、その大きな貝殻を模したものを背にしている姿は仏像のようにも見えた。すなわち光…

人魚像ハンティングの旅〜沖縄編(3)
(前回の続き) 川平湾近くに建つ琉球真珠本店。その駐車場の隅っこに母と子、ダブルキャストの人魚像はいた。 母の顔が最初、地蔵のように見えたのはその頭のせい。近づいてよく見ると、それが髪を後ろでひとつ…

人魚像ハンティングの旅〜沖縄編(4)
(前回の続き) あくまで心の中でだけど、人魚像と軽いお喋りが出来るようになった。 “ここまで来たらサクセ〜ス♫”。いや、ファンタ爺〜♫、である。 かと言って、ここで…

人魚像ハンティングの旅〜沖縄編(5)
(前回の続き) セイレーンは、船が通ると近付き“水夫さん、わたしが好きならこちらに来て抱きなさい”といっては媚態を示す。若い水夫は堪らず海に飛び込んで、その結果、セイレーンの…

人魚像ハンティングの旅〜沖縄編(6)
(前回の続き) ようやく中(なか)城(ぐすく)モールの方に呼んで頂いたタクシーが到着した。 これで沖縄人魚像ハンティングの旅もおしまいかと思うと、何だかおセンチメンタルな気持ち。 それにすっかり日も…

人魚像ハンティングの旅〜番外編(1)
(前回の続き) 結局、沖縄人魚像ハンティングの旅でゲットしたグッズはマナティのヌイグルミだけだった。そう思うとさらに愛おしくなって、今では就寝のお供。抱き心地がとてもいいのだ。 それにやっぱ名前が可…

人魚像ハンティングの旅〜番外編(2)
(前回の続き) ここで改めて、ジュゴンとマナティの違いに注目してみたい。 先ず、分かり易い違いはジュゴンの尾びれが人魚像と同じ三角形であるということだ。マナティはうちわ型の尾びれを持つ。 ジュゴンの…

人魚像ハンティングの旅〜熱海編(1)
未だ、お尻いっぱいにジュゴンのイラストが配されたシームレスボクサーパンツは、箱から取り出してもいない。『縫い目のない、シームレスボクサーパンツはよく伸びてフィット感はありますが、締め付け感はありませ…

人魚像ハンティングの旅〜熱海編(2)
澤田政廣(せいこう)記念美術館を出ると、館前に立つ人魚像が“どうだった?”と、聞いてきたので、「いやぁ、スゴかった。いいもの見せて貰ったわ。これも君のお陰だよ。ありがとう!」…

人魚像ハンティングの旅〜熱海編(3)
『アタミロープウェイ 山頂(八幡山)駅』と、看板にある建物。その上が熱海港を望む展望台となっているのだが、さらに熱海城を見て帰ろうとする者しかその人魚像には気が付かない。展望台を隈なく回れば柵の向こ…

人魚像ハンティングの旅〜葛飾編
葛飾区の水元公園を訪れたのは、熱海から戻ってちょうど1週間後の土曜日。 JR山手線で西日暮里へ。そこから常磐線に乗り継ぎ、金町駅で降りた。目の前のバス停で発車寸前の水元公園方面行きを見つけたもので、…

人魚像ハンティングの旅〜人形町編(1)
『にんぎょちょう』と『にんぎょう(・)ちょう』。 言葉にすりゃ似てるけど、人魚と人形じゃ随分、違う。いや、全く違うだろ。 “あら、あんた、今、人魚に恋してんじゃなくて?&rdq…

人魚像ハンティングの旅〜人形町編(2)
『清心丹』は漢方調剤薬局であり、本来なら漢方薬を買って帰るべきなのだけど、僕は数年前から決まった漢方薬を毎日飲んでいる。 きっと飲み合せていいものと悪いものがあるに違いない。 でも、お店まで来たから…

人魚像ハンティングの旅〜和歌山編(1)
本日は、高野山の麓にあるお寺・慈尊院と西光寺の学文路(かむろ)苅萱堂(かるかやどう)を巡る。 いとうせいこうさんとの『見仏記』の旅は、仏像を見ることが目的。 しかし、「どーしても学文路苅萱堂に行きた…

人魚像ハンティングの旅〜和歌山編(2)
先頃までズブの海牛目素人だったように、ちいかわのこともまたよく知らなかった。しかし、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。そのタイトルをキャッチした数ヶ月前から、僕はトレーニングを始めたのだった。&n…

人魚とちいかわコラボ
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、それだけでは終わらなかった。 登場するセイレーンと人魚(セイレーンの子供)は、今回僕がゲットしたヌイグルミだけじゃなく他にもいっぱいグッズが出てたのだ。 それは…

人魚像ハンティングの旅〜お台場編
もちろん、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』はこれだけじゃ終わらなかった。 セイレーンのヌイグルミ、大・小買ったのは報告済みだけど、また別物をゲームセンターで見つけてしまい、取らないわけにはいかなく…

