冬の装いの要は、何をおいてもコート。
コーディネートを完成するアンカーでもあり、
ときにはすべてを覆い隠すシールドでもある。
10月1日発売の週刊文春the Styleでは素材や仕立てにこだわったジャパンブランドの逸品コートを掲載した。本記事ではそれぞれのコートが似合いそうな人物像を、着こなしとともに解像度を上げてご紹介する。
Photographs:Osami Watanabe
Styling:Hiromi Hiranuma
Composition & Text:Ayano Endo
Coat1
アンクレイヴのステンカラーコート
をまとうストイックな同僚(ひと)

「あれ、この人ってこんなにおしゃれだったっけ?」
先進的なファッションのアイコンでもあった向田邦子氏とアンクレイヴのコラボレーションで生まれたロング丈コート。まわりの視線を集めるインパクトと知性を併せ持ったガンクラブチェックなら、モノトーンベースのシンプルなオフィススタイルも新鮮に。チンベルトで襟を立てるとまた違った雰囲気になり二面性を楽しめる。
コート¥79,200ニット¥25,300スカート¥26,400スカーフ¥16,500グローブ¥19,800(すべてアンクレイヴ/オンワード樫山 お客様相談室03-5476-5811)バッグ¥19,800ブーツ¥33,000(ともにダイアナ/ダイアナ 銀座本店03-3573-4005)ベルト¥33,000(ア ヴァケーション/ノーベルバ03-5474-0521)ピアス¥6,050(プチ・モーメント/ZUTTOHOLIC https://zuttoholic.jpn.org/)ネックレス¥9,680(エフ.シークエンス/シープレス03-6804-5201)時計¥35,200(リップ/エイチエムエスウォッチストア 表参道03-6438-9321)
Coat2
サンヨーコートの100年コート
をまとうドラマティックな上司(ひと)

「いいコートを着ているひとは、いい飲み屋も知っている」
「100年コート」の名を冠したトレンチコート。細部にいたるまで職人の技が冴え渡る縫製、はっ水加工が施された機能的な生地、背中部分にダウンを仕込んだ取り外し可能なライナーが付属した完全無欠の存在は、まるで仕事も遊びも全力のカリスマ的リーダーのよう。バーガンディカラーとブラウスで硬派なトレンチコートにトレンド感度と好感度をプラス。
トレンチコート¥264,000〈サンヨーコート〉ブラウス¥36,300カーディガン¥36,300パンツ¥41,800〈すべてエス エッセンシャルズ〉(すべてSANYO SHOKAI カスタマーサポート0120-340-460)バッグ¥35,200(ヴィアメイルバッグ/ティースクエア プレスルーム03-5770-7068)ローファー¥18,700(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店03-3573-4005)イヤリング¥36,740(ベン・アムン/ZUTTOHOLIC https://zuttoholic.jpn.org/)時計¥38,500(リップ/エイチエムエスウォッチストア 表参道03-6438-9321)
Coat3
デサント オルテライン 水沢ダウンの
インビジブルダウンコート
をまとうアクティブな女性(ひと)

「そのコート、どちらのですか?って聞けばよかったな」
ありそうでなかったキルティング加工のないミニマルなダウンコート。コットンライクでナチュラルな風合いでありながら耐水性、透湿性、防風性を担保。都市での快適性を高めるため、ダウンの量も代表モデル「マウンテニア」と比較して70%なので愛犬との散歩、週末の買い出し、ちょっとした庭仕事などにも程よい軽やかさ。スノウブーツと合わせれば、冬のトラベルシーンにも活躍するはず。
ダウンコート¥165,000(デサント オルテライン 水沢ダウン/デサント お客様相談室0120-46-0310)Tシャツ¥13,200(フィルメランジェ03-3473-8611)カーディガン¥39,600〈ラッピンノット〉パンツ¥121,000グローブ¥22,000〈ともにコズ マニュファクチャード バイ ラッピンノット〉(すべてウメダニット0250-42-3945)バッグ¥13,200(グレゴリー/サムソナイト・ジャパン0800-12-36910)ブーツ¥22,000(ソレル/コロンビアスポーツウェアジャパン0120-193-803)キャップ¥5,280(ニューエラhttps://www.neweracap.jp/)サングラス¥47,300(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー03-3409-1972)ストール¥3,630(エスタ/ムーンバット03-3556-6810)
Coat4
マドモアゼルノンノンのピュアカシミヤコート
をまとうスイートな友人(ひと)

「心地よいものだけに囲まれて、生きていきたい」
うっとりする手触りのピュアカシミヤコート。動きにあわせてひるがえるほどかろやかでありながら、しっかり暖かい。最高級のモンゴル産原毛をションヘル織機で時間をかけて織り上げることでふっくらとした仕上がりに。光沢がある上品なグレーは、甘いペールピンクやパール小物とも好相性。ボタンをとめると小ぶりな襟が際立つフェミニンな一着。
コート¥275,000(マドモアゼルノンノン/パパス03-5469-7870)ニット¥53,240〈テラ〉バッグ¥13,200〈イシュー〉(ともにティースクエア プレスルーム03-5770-7068)スカート¥38,500パンプス¥37,400(ともにツル バイ マリコ オイカワ03-6826-8826)ファーティペット¥3,080(エスタ/ムーンバット03-3556-6810)カチューシャ¥13,860〈ジェニファー・オーレット〉ネックレス¥157,300〈バルブス〉(ともにZUTTOHOLIC https://zuttoholic.jpn.org/)
どんなコートを選ぶかで、冬の印象が決まる。今回ご紹介したものは、どれもシンプルでエターナルなデザイン。さらに機能性や極上の暖かさを兼ね備えている。そのときの旬やトレンドを中に着る服や小物で取り入れて変化を楽しみながら、きっと長年愛用できるはずだ。


