囲碁・将棋・卓球、送迎サービスまで くつろぎの場を拡充

 
 

今回のリニューアルでは、以前は使われていなかった座敷を改修し、休憩室と娯楽室に生まれ変わらせた。休憩室にはソファやテーブルを配置し、飲食物の持ち込みを自由にした。娯楽室には囲碁・将棋・健康麻雀・卓球などの設備が無料で用意されており、入浴後もゆっくりと時間を過ごせる空間が整っている。

 
 

利用者からは「復活したからびっくり。ありがたい。風呂から上がってゆっくりできるのがいい」という声が聞かれた。

 

さらに、地元の高齢者を対象に自宅まで送り迎えする無料サービスも新設した。金山支配人は「おひとりさまからでもOK。何でも気兼ねなく電話していただければ。冬場、雪道になると運転が心配な方も多くなる」と話す。山あいの地域に暮らす高齢者が、気軽に通える場所であり続けることを強く意識している。

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pH9.95の強アルカリ泉 「美肌の湯」として全国にPRへ

 

白樺の湯が誇るのは、県内では珍しい強いアルカリ性の源泉かけ流しの温泉だ。お湯のpH値は9.95で、全国的な「美肌の湯」に匹敵するという。今後はこれを前面に打ち出してPRを強化していく方針だ。大人の入浴料金は500円と、気軽に立ち寄れる価格設定も魅力のひとつである。

母校の掲示板に込めた、過疎の地への願い

 

今回の再開にあたり、金山支配人がこだわったのが施設内に設けた地元・小見小学校の掲示板だ。小見小学校は支配人の母校でもある。「どこの地域もそうだが、少子高齢化。このあたりも過疎化が進んできているので、ここに来ていただいて関係人口を増やしていければ」と語る言葉には、温泉施設の運営にとどまらない、地域への深い思いが込められている。

 

富山市の山あい、旧大山町の小見地区に湯煙が戻った。白樺の湯の再スタートは、地域の人々が集い、外からも人を呼び込む拠点としての新たな挑戦でもある。

(富山テレビ放送)

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