1ページ目から読む
2/2ページ目

Bs育成の星、いよいよプロ野球シーンの真ん中へ

 育成の星を生み出すと言う点では、残念ながらBsはまだまだ他球団に遅れを取っている。他球団では育成契約出身の選手が次々と華々しい活躍をしており、やはりスカウトチームの先見の明とコーチ陣の指導力を讃えざるを得ないものだ。

 しかし、Bsのスカウトチーム、それにコーチ陣が他球団に劣っていると悲観する事は無い。2016年のドラフト。育成選手2巡目指名の背番号124は、ファームでその才能を磨き、そして才能を開花させ、遂には見事61の背番号を勝ち取った。そして次はいよいよ先発ローテションの一角を掴み取る事だろう。

 今年3月25日のオープン戦。鳥谷敬、糸井嘉男、ロサリオを打ち取ったその力強い投球で、来シーズンはドラフト上位指名の好打者達をを、バッタバッタと打ち取ってくれると今から期待している。その背中の翼を大きく広げプロ野球シーンの真ん中へと飛躍した榊原。山本と共に長くBsの投手陣を牽引する存在に成長する、そんな日がもう目の前まで来ているのだ。

ADVERTISEMENT

※「文春野球コラム クライマックスシリーズ2018」実施中。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイトhttp://bunshun.jp/articles/-/9284でHITボタンを押してください。

HIT!

この記事を応援したい方は上のボールをクリック。詳細はこちらから。