横田めぐみさんが拉致されて49年となるのを前に、記者会見する母早紀江さん=5日午後、川崎市

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で49年となるのを前に、母親の早紀江さん(90)が5日、川崎市内で記者会見した。「13歳だったわが子が62歳になるくらい長い時間がたった。もう火が消えてしまったというか、絶望的だ」と話し、「死ぬまでに1回だけでも会いたい」と悲痛な胸の内を語った。

 めぐみさんは1977年11月15日、新潟市内で中学校から下校途中に拉致された。

横田めぐみさんが拉致前日に父滋さんに贈ったくしを手にする母早紀江さん=5日午後、川崎市

 会見には、めぐみさんが拉致の前日、父親の滋さん=2020年に87歳で死去=の誕生日に贈ったというくしを携えた。早紀江さんは「『お父さん、おしゃれをしてね』と言ってプレゼントした思い出の品。主人も肌身離さず持っていた」と振り返った。

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 政府に対しては「首相が代わるたび拉致問題の解決を訴えているのに、全然何も変わらない状態が続いている」と述べた。高市早苗首相には「日朝首脳会談の実現に向けて、真剣に考えて頑張ってほしい」と訴えた。

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