高級食パン専門店「乃が美」を運営する株式会社乃が美ホールディングス(大阪市中央区)が、今夏、倒産に向けた法的手続きを検討していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 2013年に設立された乃が美は、FC加盟店を中心に店舗を展開。高級食パンブームの火付け役として、一時は「1日5万本売るパン屋」とメディアにも取り上げられた。

「1日5万本売るパン屋」と呼ばれた(乃が美のSNSより)

最盛期に200店舗を超えたが…

 だが、その後はコロナ禍もあり、経営が傾いた。

ADVERTISEMENT

 創業者らが社を去り、最盛期に200を超えた店舗数も現在は60数店ほどだ。

かつては行列ができたが…(乃が美のSNSより)

ファンドも経営再建を断念…倒産に向けた手続きの準備へ

 同社の元幹部が明かす。

「今夏、倒産に向けた手続きの準備を進めていました。多額の借入金を返済する目途が立たない中、ファンドも経営再建を断念したかたちです」

大阪・上本町にある総本店(現在は、移転のため一時閉店中)

 今夏以降、法的な手続きを検討してきたという乃が美。同社と大株主であるクレアシオン・キャピタルに事実関係を尋ねたが、期限までに回答はなかった。

 配信中の「週刊文春 電子版」では、この3年間で乃が美が陥った経営不振の詳細に加え、検討されていた具体的な法的手続きについても詳しく報じている。

文春リークス

あなたの目の前で起きた事件を募集!

情報を提供する
次のページ 写真ページはこちら