著書に『美智子さまという奇跡』『雅子さまの笑顔』(ともに幻冬舎新書)があるコラムニストの矢部万紀子氏(63)。ジェンダーの視点から皇室を見つめる矢部氏が、今回の会見を読み解く。
◼︎特集「秋篠宮家が国民と訣別した日」
#1 誕生日会見で国民の声を「いじめ的」 秋篠宮が国民と訣別した日
#2 昭和史研究の第一人者が提言「“聖”の天皇と“俗”の秋篠宮」
#3 今回はこちら
秋篠宮さまは、以前から国民目線を意識してこられた方です。2018年の誕生日会見では、大嘗祭の費用を公費で賄うべきではないとする意見を述べられましたが、これも「他の皇族が言いにくいことを言う」という自覚的な行動でした。今回も意識的に発言されたと拝察します。
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source : 週刊文春 2024年12月12日号