「皇族は生身の人間」「バッシング情報というよりもいじめ的」。秋篠宮が誕生日会見で語られたのは、あまりに率直すぎる心模様だった。この会見は何をもたらすのか。そして、注目される悠仁さま進学にも新たな展開が。
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◼︎特集「秋篠宮家が国民と訣別した日」
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黄色く色づいたイチョウの葉が、人々の頭上に降り注ぐ。空を両側から覆うようにユリノキが生い茂るキャンパスの側道を、受験生たちが緊張した面持ちで歩いていく。
都心から約70キロ離れた、茨城県つくば市の筑波大学。11月29日、この日は推薦入試が行われていた。だが異様だったのは、試験会場に向かう道をまたぐ形で、2台のテレビカメラが設置されていたことだ。試験会場に向かう車列を、レンズがとらえ――。
◇
11月30日、秋篠宮が59歳の誕生日を迎えられた。皇位継承順位1位の皇嗣となって5年半。長男の悠仁さま(18)が成年皇族となられて注目を集める中、父である秋篠宮も、公務の担い手として慌ただしい日々を送られている。
「今月初旬のトルコご訪問を前に、11月25日にはご夫妻で会見に臨まれました。翌26日に秋篠宮さまの誕生日会見を行う予定だったのですが、薨去された三笠宮妃百合子さまの本葬にあたる『斂葬の儀』と重なったことから、トルコ訪問会見と同じ日に誕生日会見も行うことに。11月27日には百合子さまの墓地で行われた『斂葬後一日墓所祭』に参列されましたが、その合間を縫って、水産功労者の表彰式にも足を運ばれました」(宮内庁関係者)
出席者の男性が語る。
「例年は表彰式後のパーティまで参加されるそうですが、今回は百合子さまの儀式のために早めに帰られました。写真撮影後、『これからも水産のために頑張ってください』と声をかけてくださいました」
そんな秋篠宮の誕生日会見の全容が報じられたのは、誕生日当日のこと。世間を驚かせたのは“バッシング情報”について語られた、あるひと言だった。
「当事者的に見るとバッシング情報というよりも、いじめ的情報と感じるのではないかと思います」
国民の声を「いじめ的」とまで称された秋篠宮。一体なぜこうした発言をされるに至ったのか。
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source : 週刊文春 2024年12月12日号