「ミポリン」の愛称で親しまれ、昭和から令和まで駆け抜けたトップアイドルの突然の死に、日本中が悲しみに包まれた。中学でのデビュー秘話から、母への想い、スターゆえの苦悩。貴重証言で浮かび上がる54年の光と影。
▶「ミホー！」9歳下 バックバンド恋人は泣き崩れた
▶実家の床の間に日本刀、奔放な母との断絶
▶岩井俊二が明かすLove Letter秘話「突然ショートに」
〈雪があるうちに行きたいです〉
1995年に公開された映画「Love Letter」。雪の小樽を舞台にした物語は日本のみならず、韓国、台湾でも大ヒットした。
亡くなる1カ月前、監督の岩井俊二が、公開から30年を記念して、また小樽に行きませんかと誘うと、主演女優は冒頭のようにLINEで返事を返したのだった――。
12月6日、歌手で俳優の中山美穂（54）が渋谷区の自宅の浴槽で亡くなっているのが見つかった。
「その日の夜にビルボードライブ大阪で行われるライブに出演するため、品川駅で朝9時の新幹線に乗る予定だった。時間になっても現れないため、事務所スタッフが自宅を訪ねて彼女を発見。浴槽の中で、うずくまるように顔を水面につけていた。入浴時に気を失い、そのまま溺れたと見られています」（社会部記者）
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版＋雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2024年12月19日号
トップページ
お気に入り記事
文春記者トーク
マイページ