このところの時間の過ぎる早さといったら、空怖ろしくなるほどである。
もはや「12月は逃げる」などといった、古風なやさしい表現など出来ない。
あっという間に週末がきて、月曜日になるとまたすごいスピードで金曜日が訪れる。そして土日も、これまたスケジュールがいっぱいだ。家でゆっくりしたことなど、この半年なかった。
そんなある日、
「ハヤシさん、さぞかし忙しいことでしょう。息抜きに京都にいらっしゃいませんか」
というお誘いをいただいた。
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source : 週刊文春 2024年12月26日号