まさに女帝のごとく、岩本絹子元理事長(77)が東京女子医科大学を支配するようになってから、その界隈は「赤い巨塔」と呼ばれるようになった。岩本氏が建て替えた校舎群が、赤煉瓦の外壁で統一されているからだろう。
2024年8月、理事長を解任された岩本氏は「赤い巨塔」から追放され、約5億円かけて改装した豪華な理事長室への立入りも禁じられた。以降、岩本氏は自宅が併設されている都内の産婦人科医院に引きこもる日々を送る。だが、
「岩本さんが散歩している姿は見たことがありません」と近隣住民は話す。
時折、迎えの車で外出することもある。警視庁捜査二課の事情聴取を受けるためだとみられる。
異様なのは、運転手らに通路をビニールシートで覆わせて、車に乗り込むことだ。自分の姿をメディアに撮影されたくないらしい。

女子医大の創立者一族の岩本氏は、佐賀県唐津市の出身。19年に女子医大・理事長の座を得た。
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source : 週刊文春 2025年1月2日・9日号