事務所を辞めた人間が活躍することは許さない――。ジャニーズの「鉄の掟」は、令和の時代にも脈々と引き継がれていた。公取委のメスが入ったことで明らかになった元SMAP3人に対するイジメ。ジュリー新社長の下、ジャニーズは生まれ変わることができるのか。
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「それはさぁ、公正取引委員会が調べりゃ色々出てきますよ。だってテレビ局は使いたくないんだもん。SMAPだから使われていたわけで、SMAPじゃなくなった3人に魅力を感じますか。公取も暇よねぇって話ですよ」
元SMAPの3人を巡るジャニーズ事務所の“圧力”問題に異議を唱えるのはマツコ・デラックス(46)。
各局に冠番組を持つ「視聴率女王」が、小誌の直撃に吼えた――。
相変わらずジャニーズの顔色をうかがうメディア
2017年9月に独立した稲垣吾郎(45)、草彅剛(45)、香取慎吾(42)のテレビ出演をめぐり、ジャニーズ事務所がテレビ局に3人を出さないよう働きかけていたとされる圧力問題。公取委が独占禁止法違反の恐れがあるとして注意したことが明らかになったのは7月17日のことだった。
「この報道後、テレビ局による過剰な忖度は鳴りを潜めたが、多くのメディアがジャニーズの顔色をうかがっている状況に変わりはない。7月19日に香取が出席した五輪スタッフのユニフォームの発表会を取り上げた一部のメディアにも“忖度”が見受けられました」(スポーツ紙記者)
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source : 週刊文春 2019年8月8日号