木嶋佳苗にうかがえた「執着」と数多くの男を騙した「ウソ」には、育った家庭の影響が大きい。父と母の奢侈とこだわり、挫折の残照が木嶋をかたちづくっていく――。
■連載「ウェンカムイ 死刑囚・木嶋佳苗の生痕」
#1 断崖──父と娘
前回 父と母の肖像
昭和49年(1974年)3月3日に、木嶋佳苗の両親である信武と絹子(いずれも仮名)は結婚した。
結婚式で絹子はウェディングドレスを着用したが、その時、真珠のネックレスをピアノの師匠である武藤加世子(仮名)に借りた。加世子の教え子のひとりは師匠からこんな話を聞いたという。
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source : 週刊文春 2025年2月13日号