「あの問題が分かった後も、私はプロとして、大会に出場してきました。それが、本当にしんどくて……」
震えた声でこう告白するのは、夫の不倫騒動の渦中に巻き込まれた女子プロゴルファーだ。3月5日配信の「週刊文春 電子版」および6日発売の「週刊文春」が報じた「有名女子ゴルファー3人とトリプルボギー不倫した男」と題する記事は、大きな反響を呼んだ。既婚者である男性キャディが、若手女子プロと次々に不倫を繰り返していたのだ。
折しも6日、国内最高峰の女子プロゴルフツアー「JLPGAツアー」の2025シーズンが沖縄で開幕した。開幕前日に日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(62)は、試合会場で行われた公式記者会見で、不倫問題についてこう「見解」を表明した。
「協会としては、選手の私生活上の行為については、必要がない限り、関与はしません。が、今回の事情を確認してですね、必要に応じて、事実確認の調査をして、調査に基づく適切な対応を講じることを検討します」

今年に入ってから「週刊文春」取材班は、業界内に出回る情報を精査し、当事者たちに潜行取材を進めていた。妻の女子ゴルファーにも接触を試みたが、言葉少なに「相手も知っていたはずで……」と口を濁すのみだった。
そして前回の記事が出た後、改めて取材を申し込むと、冒頭のように彼女はこれまでの苦しい胸の内を明かしたのだった――。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 電子版オリジナル