「いつまで知らぬ存ぜぬを続けるのでしょう。彼は“メロンリスト”について国会で『(事務所に)確認する』と答弁していましたが、確認するまでもありません。なぜなら、大臣自身が秘書に『この人にはメロン、あの人はもう送らなくていいや』と細かく指示を出していたのですから」
菅原一秀経産相(57)に仕えた元秘書が小誌の取材に応じ、“メロンリスト”作成の真相をついに明かした。
◆ ◆ ◆
10月11日の衆院予算委員会。A4用紙7枚を手にした立憲民主党の本多平直衆院議員の追及を受けた菅原氏は、こう答弁した。
「確認をするように……いま指示を事務所にしたところです」
その4日後、参院予算委員会で同党の杉尾秀哉参院議員に「贈答品を有権者に配ったのか」と糾されると、菅原氏は「(有権者にも)品物をもらったか確認していますが、連絡を取れた方からはもらっていない、分からないという回答を得ています」と曖昧な答弁に終始した。
前出の本多氏が手にしていたのは「菅原経産相『秘書給与ピンハネ』『有権者買収』を告発する」と題した小誌先週号の記事で掲載した贈答品リストである。そこには、菅原氏の選挙区である練馬区に居住する100人以上の有権者の実名と住所が記載されている。
2カ月99円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
99円/最初の2カ月
3カ月目から通常価格2,200円
期間限定
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2019年10月24日号