2月23日(日)
朝、JFN『サンデーフリッカーズ』終了後、タクシーで浜松町、モノレールで羽田空港。福岡へ。八女市で独演会。二ツ目の三遊亭ふう丈と。福岡空港から八女のホールまで、行きも帰りもタクシー移動で運転手は高橋さん(仮)。高橋「今日の一之輔さんのチケット、取れなかったんですわ」私「すいません」高橋「だから今日こうやって働いてるんですわ」私「……すいません。あ、じゃあ行き帰りの間になにも用がなければ席用意しますよ」高橋「えー! いいんですか!?」なんてやりとりをして、いざ私が高座に上がると舞台の向こう袖の薄暗いところで拍手しているおじさん。帽子被って制服姿なので軍人の亡霊かと思ったら高橋さんじゃねえか。スタッフ、舞台袖に席を用意したのかよ。高橋さん、笑ってた。よかった。高橋さん、三席目はちょい寝てた。帰り道、高橋「いやー、面白かったなぁ。ありがとうございました。一之輔さんによろしくお伝えください!」私「はい、喜ぶと思います」。福岡空港に着くまで、車中の私が一之輔であることに気づいていなかった高橋さん。
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source : 週刊文春 2025年4月3日号