婚活サイトで釣り上げた男を誑かし、金を奪い殺める――首都圏連続不審死事件、そしてその後にやってきた狂騒は、社会になにをもたらしたのか。木嶋事件の本質に迫る。
■連載「ウェンカムイ 死刑囚・木嶋佳苗の生痕」
第1回はこちら
前回はこちら
「何か連載を」と週刊文春編集部から依頼されて、「事件を書いてみたい」と答えたのは、2022年のことだ。
その時点で何か具体的な事件名が頭にあったわけではなかった。
ただ漠然と、平成に起こった事件を取り上げることで、時代を、もっと言えば時代の病根を、掴み出せればと思った。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

source : 週刊文春 2025年4月24日号