「(退職は)ないです」
4月10日、宮城野親方こと元横綱の白鵬翔(40・以下、白鵬)は、集まった報道陣を前にこう述べた。それでもなお、大横綱の去就が予断を許さない状況に変わりはない。
小誌は前号(4月17日号)で、白鵬が日本相撲協会と決別する意向であることを報じた。白鵬本人は冒頭のように、表面上は否定してみせたものの、後援会関係者がこう打ち明ける。
「退職の意思は固いままです。ただ、各方面の支援者筋にはまだ十分に説明を済ませておらず、それを差し置いて、報道内容を認めるわけにいかないと」
相撲協会を去って以降の構想も温めている。

「自ら立ち上げた少年相撲の国際親善イベント『白鵬杯』を、アマ相撲界に発展させた活動です。相撲のグローバル化は白鵬の悲願。相撲協会のイビリに耐えてきた彼は、いつ独自の活動に舵を切ってもおかしくない」(同前)
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source : 週刊文春 2025年4月24日号
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