進次郎劇場の幕開けだ。農相就任直後にコメ価格を2000円に下げると宣言。しかし、一筋縄ではいきそうもない。彼の前に立ちはだかるのは、JAの伏魔殿。果たして、この難題をセクシーに解決できるのか。それとも――。

 

▶コメ価格専門家が断言「実際に流通する大半は……」

▶テレビ局行脚で支持率上昇、ブランド米のオーナー

▶「小泉家の守護神」有力支援者はコメ卸業者だった

▶森山幹事長を直撃「小泉さんは現場を知らないので」

 ギリシャ神話で芸術を司る女神の名を冠した自然公園「秩父ミューズパーク」。大臣就任から4日後の5月25日、「緑の羽根」を右胸に付けた小泉進次郎新農相(44)の姿があった。

「コメ担当大臣」に任命された

 豊かな森づくりを掲げる「全国植樹祭」。天皇陛下ご臨席の下で、表彰状の授与や記念植樹などが行われていた。会場に一般客は入れず、市民ら約250人が集まったのは、パブリックビューイングが設置された大型電機店の駐車場。大臣の名前がアナウンスされると、「エッ、来てたの?!」と驚きの声があがる。

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source : 週刊文春 2025年6月5日号