5月21日午前10時、橋幸夫のヒット曲を歌い継ぐために結成された3人組ユニット「二代目橋幸夫yH2」のメンバー・進公平は、緊張の面持ちで橋の自宅マンション前に立っていた。
5月20日、歌手の橋幸夫(82)が所属する「夢グループ」は、橋が中等度のアルツハイマー型認知症を患っていることを発表した。

その前日、報道各社向けに記者会見の案内が配られていたが、そこには同社社長の石田重廣氏の、こんな文言が綴られていた。
〈ここ最近の本人の様子をみますと、お客様に100%お楽しみいただけるステージをお届けできる状態ではないと思われた〉
記者会見当日、石田氏の口からは、橋の深刻な病状が明かされた。
石田氏のもとにスタッフから「橋さんの言葉がおかしい。同じことを何回も言う」という報告が上がったのは昨年夏。スタッフの懸念を受け、サポートのために石田氏自身がコンサートの司会を務めた際、こんなことがあった。
MCの途中、橋は石田氏に向かっておもむろに、
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2025年6月5日号
他の記事を読む
- 「死ぬまで現役だった」橋幸夫 恩人の「夢グループ」社長が明かす最後の3カ月
- 橋幸夫(82)アルツハイマーでも「死ぬまで歌うんだ」《付き人、紅白歌手、元妻が語る秘話満載》
読み込みに失敗しました






お気に入り記事