「現代人は自律神経に負担をかけ過ぎている」と下方教授は言う。猛暑では特に、原因不明の不調に悩まされる人が多い。早期発見のコツから自律神経を労わる生活習慣まで、ストレスに打ち克つ7カ条をお届けしよう。

 

●猛暑で急増!閉経前後の女性は要注意
●動悸、立ちくらみが危険信号
●2大NGは朝食抜きと寝る前スマホゲーム

 

◾️下方浩史教授の「90歳まで健康長寿」

初回 血管を柔らかくする

前回 老化の新概念 ダイナぺニア(筋力減少症)が危ない

「現代人はストレス過多の状態です。過酷な猛暑では特に、めまいや片頭痛、多汗症や寒気、集中力の低下や倦怠感など、原因不明の不調を訴える高齢者が急増します。その場合、自律神経失調症を発症している可能性が高く、シニアにとっては命の危険を伴います」

 そう話すのは、老年科専門医で名古屋学芸大学大学院栄養科学研究科の下方浩史教授だ。これまで、40年以上に渡って、老年病(高血圧症や糖尿病、動脈硬化などを指す)の研究を続けてきた。

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source : 週刊文春 2025年9月11日号