「高円の〜秋野の上の〜朝霧に〜♪」
9月22日、総裁選立会演説会で突如、和歌を朗詠して場をシラケさせた高市早苗前経済安保相(64)。ここ最近、彼女は急激に路線変更を行っているが……。
政治部デスクの解説。
「19日に行われた出馬会見で高市氏は、給付付き税額控除や『年収の壁』引き上げを主張。その一方で、靖国神社の参拝については明言を避けるなど、従来の保守色を抑えていた。昨年の敗北を踏まえ、幅広い政策を打ち出すことで支持の拡大を図っているのです」
路線変更は、彼女の服装の変化にも顕れている。印象戦略コンサルタントの乳原佳代氏が指摘する。
「昨年は黒色や紺色など、女性からの共感を得にくい寒色を基調とする服装が目立ちました。今年は、海外でリベラルな色として認識されている青緑色の服装も取り入れ、テリーザ・メイ元英首相をお手本にしている印象も受けました。18日に出馬の意向を表明した際はボルドーのジャケット姿でしたが、赤の情熱を内に秘めつつ、力強さと信頼感が伝わる高貴な色。次期総裁としての姿を意識させる狙いが窺えました」
推薦人には、有村治子氏や小野田紀美氏、生稲晃子氏など、5名もの女性議員が名を連ねた。ただ、選対内の様子は、華やかとは程遠いようだ。
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source : 週刊文春 2025年10月2日号
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