〈いかなる不正行為の事実も断じてございませんが、私の発信により誤解を招いてしまったことを深く反省しております〉
11月12日、実に357日ぶりにSNSを更新し、766文字をしたためたのは、兵庫県西宮市のPR会社『merchu(メルチュ)』代表の折田楓氏(33)だ。
全ての発端となる記事が投稿されたのは、昨年11月20日、兵庫県知事選で斎藤元彦氏(48)が再選した3日後のことだった。
「折田氏がメディアプラットフォーム『note』上で、兵庫県知事選で〈広報全般を任せていただいた〉として、キャッチコピー考案やメインビジュアル作成などについて詳しく投稿した。これが、同社が業務として斎藤陣営のSNS戦略を担ったと読める内容だった。加えて斎藤氏側が同社に71万5000円を支払っていたことも明らかになったため、公選法で禁じられている『インターネットを利用した選挙運動の対価としての報酬支払い』に該当する疑いが浮上。昨年12月に刑事告発が受理され、兵庫県警は今年6月、斎藤、折田両氏を公選法違反容疑で書類送検した。これについて11月12日、神戸地検が、両氏を嫌疑不十分で不起訴処分としたと発表しました」(司法担当記者)
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source : 週刊文春
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