ビラやポスターを“身内に発注”するのは、維新のお家芸なのか。今夏の参院選で初当選を果たしたばかりの元グラドル、佐々木りえ議員(43)にも――。

 

 小倉優子らが所属していた事務所で、2006年から芸能活動を開始した佐々木氏。島根大卒の“国立大卒グラドル”として、童顔とスレンダーなプロポーションを武器に、写真集やDVDを次々リリースした。

「08年頃には出会い系サイトのイメージガールも務めたが、芸能界では芽が出なかった」(出版関係者)

 一念発起した彼女が12年に入塾したのが、地域政党「大阪維新の会」が設立した維新政治塾だった。

「年金問題など政治に関心があったようで、芸能活動を始めた理由も『アイドルをやれば政治家への道が開けるかも』と後に語っていた。大阪市長だった橋下徹氏のリーダーシップに惹かれたそうです」(維新関係者)

 同年の衆院選などに出馬したが落選し、15年に大阪市議となった佐々木氏。

「グラビア出身を揶揄する人には『グラビアモデルが政治家をしたら何か問題ありますか?』と言うなど度胸がある。夫はボートレーサーの中野次郎です」(同前)

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source : 週刊文春 2025年11月27日号