2026年の始まりだ。今年も本コラムをよろしくお願い致します。

 正月と将棋は非常に相性が良い。昭和の時代、年末に帰省した息子が昔を懐かしんで父親と将棋盤を挟む。また学校で将棋を覚えた孫が、祖父を相手に指す。

 こたつとミカンと折り畳み式将棋盤。冬の風物詩でもあった。

 どの家庭にも床の間があった時代、ちょっと高級な足付き将棋盤が置いてある家庭もあった。とはいえ、持ち主が全然使わないと、将棋に関心のない家族が別の用途で使い始める。

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source : 週刊文春 2026年1月15日号