【前回までのあらすじ】「ほんとは私――友だちを二人殺してるんだ」。「週刊文春」記者の速水理央(34)は、同棲中の恋人・高木綾香に自身の高校時代の過去を打ち明ける。他方、ニュース番組『フラッシュ11』のメインキャスター・鷲尾粧子(50)は、大御所芸人のウォッチャー目黒に強姦されて仕事に復帰できずにいる後輩のディレクター・加藤大地の身を案じていた。
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サオリとミキの二人が最上階への踊り場から飛び降りたそのマンションは、正面玄関側には植え込みがあったが、裏手の駐車場側にはなく、外階段の真下の地面はアスファルトとコンクリートで固められていた。
のちに理央が目にした写真週刊誌の記事によれば、ものすごい音がしたらしい。住人は、もしや近くでプロパンでも破裂したかと思って慌てた、と証言していた。
「死にたい、みたいなことは言ってなかったの?」
綾香に訊かれ、理央は首を横にふった。
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source : 週刊文春 2026年1月22日号






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