【前回までのあらすじ】「ほんとは私――友だちを二人殺してるんだ」。「週刊文春」記者の速水理央(34)は、同棲中の恋人・高木綾香に自身の高校時代の過去を打ち明ける。他方、ニュース番組『フラッシュ11』のメインキャスター・鷲尾粧子(50)は、大御所芸人のウォッチャー目黒に強姦されて仕事に復帰できずにいる後輩のディレクター・加藤大地の身を案じていた。

 

第1回はこちら

前回はこちら 

 サオリとミキの二人が最上階への踊り場から飛び降りたそのマンションは、正面玄関側には植え込みがあったが、裏手の駐車場側にはなく、外階段の真下の地面はアスファルトとコンクリートで固められていた。

 のちに理央が目にした写真週刊誌の記事によれば、ものすごい音がしたらしい。住人は、もしや近くでプロパンでも破裂したかと思って慌てた、と証言していた。

「死にたい、みたいなことは言ってなかったの?」

 綾香に訊かれ、理央は首を横にふった。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2026年1月22日号