「会見での受け答えも適当な感じが全くなかった。応援にきた母親に金メダルをかけてあげていました。国旗掲揚の時に脱帽していたのも印象的でした」(コルティナで取材する記者)
スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した戸塚優斗(24)。その“礼儀正しさ”の源流とは。
〈オリンピックで自分の滑りを決めたことがなかったのが一番不安な点だった。そこを払拭できて自分が思い描いているランができたので、成長をすごく感じた大会になりました〉

会見ではこうよどみなく語った戸塚。その道のりは平坦ではなかった。
「平野歩夢の陰でそれほど注目されてこなかったが、関係者の間で戸塚は長らくメダル圏内と目されてきた。しかし平昌では転倒、北京でも着地の乱れで10位に終わりました」(前出・記者)
会見でも「本当、辞めようと思った」と語る戸塚。スノーボードは2〜3歳から主に母親の影響で始めた。その成長の裏には小学2年生の冬に出会った“第2の母”の存在があった。元日本代表で戸塚が所属するヨネックスでコーチを務めた小柳真紀さん(51)だ。

小柳さん本人が語る。
「苗場スキー場でのイベントでリフト上から見ていると、ボックス(箱で作ったスロープ)を飛んでいる子がいて、『あの子うまいな』って。その後たまたまあるお母さんとリフトで一緒になり、『うちの子はヨネックスのライダーになりたいんです』と言うので、『どの子ですか』と聞くと、さっきの子でした」
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source : 週刊文春 2026年2月26日号
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