「本当に裏も表もない、太陽みたいな子です。負けず嫌いで、一つのことを突き詰めて努力できるから、成功したんだと思う」
そう語るのは、女子フィギュアで五輪初出場ながら銅メダルに輝いた、中井亜美(17)の親族である。

2月18日のショートプログラムでトリプルアクセルを成功させ、坂本花織を抑えて1位に立った中井。最終滑走者で迎えた20日のフリーでは連続ジャンプにミスがあり、演技後は本人も小首を傾げてみせたが、堂々の3位。結果が出た瞬間、嬉しさのあまり飛び上がって、金メダルのアメリカ代表アリサ・リュウと固く抱き合った。
日本チームを牽引してきた坂本が「世代交代も安泰ですね、日本は」と讃える活躍を見せた中井。新潟県新潟市内の整骨院の家に生まれた彼女が、フィギュアスケートと出会ったのは5歳の頃だった。
「2010年のバンクーバー五輪で、トリプルアクセルを決めて銀を獲った浅田真央の活躍をテレビで見たのがきっかけ。小学校の頃から五輪への夢を語っていたそう」(スポーツ紙デスク)
幼少期から運動神経は抜群だったという。小学校の同級生の母親が回想する。
「運動会でも断トツで足が速かった。見ている保護者もどよめくほどでした」
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source : 週刊文春 2026年3月5日号
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