2022年に9年間の療養から復帰し、先日その裏側を記録した映画が公開されたスタニスラフ・ブーニンさん。19歳でショパン国際ピアノコンクール優勝を果たして、日本中で大ブームとなった彼の現在を伺いました。

 

(1966年生まれ、モスクワ出身。名ピアニストのスタニスラフ・ネイガウスを父にもち、ピアニスト一家で育つ。83年、ロン・ティボー国際コンクール優勝。85年、ショパン国際ピアノコンクール優勝。88年に西ドイツに亡命し、ヨーロッパ各地で演奏を行う。2013年より闘病のため活動を休止し、22年に復帰。その様子を記録した映画『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』が現在公開中。)

 

ブーニン この間コンサートが終わったばかりで。だから今冬眠中なんです(笑)。

阿川 リラックスされる時間はあるんですか。

ブーニン リラックスするのもなかなか大変ですね。自分が先に進みたいと思っていても、体がなかなかついてこない。

阿川 そういう時は何をして休養を?

ブーニン もうニッコリ微笑むしかないですね(笑)。

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source : 週刊文春 2026年3月5日号