「棋は対話なり」

 将棋は自分の指したい手を頭の中で考え、また相手の心理を推理して構想を立てる。対局中は無言でも盤上で相手とのコミュニケーションが楽しめる競技だ。

 親と子、祖父と孫など家族全員共通の趣味にもできる。一局の対戦時間が短く、パソコンや携帯電話との相性も良い。加えて現代なら、藤井聡太六冠の規格外の凄さを自宅で再現する、そんな楽しみ方も可能だ。

1.自分の個性を知る

 まずは基本の考え方から。将棋はキッチリと定められた型があるようで、実はあまり無い。数ある戦法や展開から自分の好みを知ることが大事だ。それが競技を続けるモチベーションになる。

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source : 週刊文春 2026年5月7日・14日号