下馬評を覆す快進撃といえば、セ・リーグで首位を走る(5月18日現在)ヤクルトが話題だが、パ・リーグでもそんな台風の目となっているのが、5月17日に首位に躍り出た西武だ。

「開幕からしばらくはもたつきましたが、故障で戦列を離れていたタイラー・ネビン内野手が5月1日に復帰。一昨年の現役ドラフトでロッテから獲得した平沢大河内野手が6番に定着して、打線がつながるようになった。ただ何より大きいのは、クローザーを務めるルーキー左腕・岩城颯空投手(22)の存在です」(スポーツ紙デスク)

 颯空と書いて「はくあ」と読む。生まれたときに両親が見上げた空がとても綺麗だったことでこう名付けられた。富山商高時代に甲子園大会の出場経験はないが、3年夏の県予選で12連続奪三振という快記録を達成。地元では知られた存在だった。中大に進学すると1年生からベンチ入り。東都大学リーグ1部ではリリーフ中心で通算47試合に登板して、昨年のドラフト2位で西武に入団した。

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source : 週刊文春 2026年5月28日号