「首は顔からの延長で目に入りやすいパーツ。自分の首に自信が持てず、老け見えすると悩んでいる女性は多いのですが、そのわりに対策がおざなりになりがちな部位でもあります」

そう語るのは、女性誌や美容専門誌等で実用的な美容情報を発信している美容エディターの藤井優美さん。自身も大人世代の女性として、年齢とともに変化していく肌に向き合い、さまざまなケア方法を実践している。
首の老け見えの最大の要因として挙げられるのがシワだ。
「実は首の皮膚は顔より薄いんです。顔の皮膚の厚さが約1.7ミリなのに対して首は約1.2ミリしかありません。しかも、首は上下左右によく動かす場所でもある。肘の裏側を見るとわかりやすいと思うのですが、よく動かす部位はシワになりやすい。首はそもそも構造上シワができやすいパーツといえるでしょう」
加えて加齢による皮膚のたるみや、紫外線などによるダメージによって肌を守るコラーゲンの量が減少し首の老化が進んでしまう。
首のシワには、1本から数本、一直線に刻まれる横ジワと、くしゅくしゅとちりめん状に縮んだ状態になる縦ジワの2つがある。このうち老け見えに繋がるのは縦ジワだ。
「横ジワは若い人にも見られますが、縦ジワは加齢や、乾燥による潤い不足によって生じるもの。乾燥でカサついた状態を放置すると、縦ジワはどんどん目立つようになってしまいます」
首が乾燥していると聞いてもピンとこないかもしれないが、首は顔に比べて乾燥を感じづらいという。
「首は皮脂腺が少なく汗腺は多い。皮脂の分泌は少ないのに、汗はたくさんかくわけです。汗をかくと潤っていると勘違いしがちですが、汗が乾く時に潤いを奪ってしまいます。乾燥している実感はなくても、潤い不足に陥っている可能性は大いにあります」
横ジワをセルフケアで消すのは難しいが、縦ジワはシワが浅いうちであれば改善の余地があるという。その方法を見ていこう。
ポイント(1) 顔並みに保湿を徹底
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source : 週刊文春 2026年6月4日号






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