美容と言われると尻込みしてしまう文春世代の男性も、年齢に応じたお手入れが必要。日常の小さな悩みが大きくなる前に身につけたいグルーミング術を男性美容研究家の藤村 岳さんに教わる。

 

Supervision : Gaku Fujimura

Realization : Ayano Endo

 

汗対策は令和の常識 スメハラ回避術

 春先から気温が上がり、汗への意識は年々早まっています。温暖化の影響で「夏だけ気をつければいい」という時代ではなくなりました。とくに中年男性にとって見過ごせないのが、スメルハラスメント。自分では気づかないまま周囲に不調和を生み、コミュニケーションに齟齬が出ることも。誰かに一瞬でも「生理的に無理」と感じられてしまうと、その印象を覆すのは容易ではありません。それでもまだ「夏はみんな汗をかいているから大丈夫」と考えてはいないでしょうか。しかし実際には、多くの人が対策を講じており、毎日をポジティブに過ごすためにも意識をアップデートした方がいいでしょう。

 その証拠に男性の汗対策に長年向き合ってきたマンダムの最新の調査によると、8割以上が「汗によってパフォーマンスが低下する」と感じ、さらに3割以上が「本来の半分も力を出せない」と回答。汗は単に不快な存在なだけではなく、仕事の質の低下にも直結する問題ということを理解しましょう。

 それではどうすればいいのでしょうか?体温調節のために出る汗は、出た当初は無臭ですが、皮膚の常在菌に分解されると嫌なニオイを発します。なので常に肌を清浄に保つことを意識し、制汗剤やシートで汗を上手にコントロールすることを心がけるのが得策。

 かつ「男は汗して働くのが美徳」という価値観は、すでに過去のもの。地球が沸騰化する今は、汗とどう付き合うかが問われています。汗をマネージメントすることはもはやライフハックなのです。

RECOMMEND

ギャツビー|EXプレミアムタイプ デオドラントロールオン 無香料 医薬部外品

汗の出口にフタをしてブロックする制汗剤。有効成分としてWの殺菌成分を配合し、ニオイを1日防ぐ。摩擦に強く、密着力も高いロールオンなら脇への塗布が簡単。無香料なので、シーンを選ばず使いやすい。60mL¥1,100 ※編集部調べ(マンダムお客さま相談室 ☎ 0120-37-3337)

 

デ・オウ|薬用ジェルクレンズ

ニオイの元となる皮脂や汚れに加え、ウイルスや細菌までを徹底洗浄する薬用ボディ洗浄料。有効成分の“ベンザルコニウム塩化物”や特殊吸着炭は加齢臭対策にも最適だ。ジェルで肌に密着。医薬部外品。520mL ¥1,320 ※編集部調べ(ロート製薬コミュニケーションコール(デ・オウ) ☎ 0120-503-610)

 

ビオレ|ビオレZeroシート 超さらさらタイプ

外出先で活躍する汗を手軽に拭き取れるボディシート。独自のドライ持続技術でベタつきを防ぎ、“持続型パウダーヴェールEX”が汗を乾かし続けてくれる。ヴェールのように肌を包み込むからさらさら感が長く続く。1枚で全身拭ける大判なのも◎。無香性。20枚 ¥530 ※編集部調べ (花王 ☎ 0120-165-692)

 

profile

藤村 岳|GAKU FUJIMURA

1973年東京生まれ。大学卒業後、出版社に編集者として勤務。植物の薬理作用やアロマテラピー、料理や健康などのインナービューティの知識を得る。独立後は男性美容研究家のパイオニアとして活躍。雑誌やオンラインでの執筆、企業へのコンサルティングも手がける。

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source : 週刊文春 2026年6月4日号