今や成人の2人に1人が罹患していると言われる歯周病。認知症外来医の内野勝行先生によると、自身のクリニックで診察する、認知症やMCI(軽度認知症障害)患者の多くが歯周病を抱えているという。
なぜ、歯科健診が重要なのか。歯ブラシ以外に必要なアイテムは? インプラント治療後の注意点は? 認知症予防のための口腔ケアを学ぶ。
Q 49歳、オジ記者です。オイラ、近頃は寝落ちして歯磨きもせずに朝まで寝ちゃうのが悩みです。
A 6月4日から10日まで歯と口の健康週間だったのに。寝る前に歯磨きをしないと、口の中に細菌が繁殖して歯周病になるゾ!
Q しかも最近、歯磨きすると血が出ます。
A それは歯周病の初期ステージ「歯肉炎」の疑いがある。厚生労働省の「歯科疾患実態調査」(2024年)によると、歯肉炎のサインである歯肉出血(歯茎からの出血)の症状がある人の割合が、50〜54歳は49.5%だった。これは最も歯肉出血の多かった80〜84歳の50.3%に次ぐ多さだ。
Q 中高年世代は歯周病の人が多いということ?
A そう。さらに歯周病が進行すると、歯と歯茎の間の溝「歯周ポケット」が4mm以上になる。厚労省の調査によると、55歳以上では5割以上が歯周ポケット4mm以上を有する。つまり、中高年の半数以上は、歯周病が進行している。
Q 歯周病は認知症の発症リスクですか?
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source : 週刊文春 2026年6月18日号






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