(前回からのつづき)
サカマキ 映画では俳優は素材、監督に惚れて「どうぞご自由にお使いください」と捧げることになる、と前回までにお話しされていました。
一緒にお仕事をされた映画監督についてもう少し伺いたいです。藤田敏八監督とはずいぶん気が合われたようですね。以前書かれたノートにこんな記述があります。
映画『スローなブギにしてくれ』のラストで、主人公が両掌を前に向けて開き、顔の横に上げる。
降参のポーズ。
突然思い出したのだが、あれは悪くない演技だった。あのポーズは自分の思いつきか、パキさん(監督の藤田敏八)のアイデアだったか、ずいぶん昔のことなので忘れてしまった。
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source : 週刊文春 2026年7月2日号






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