何気なくテレビをつければ関係ないタレントがユニフォームを着ているし、私がやっているデュオリンゴ(語学アプリ)までW杯にちなんだキャラを出してくるし、全く興味のない私はうんざりだ。サッカーが積極的に嫌いなんじゃない。単に「みんな当然好きだよね! ほら見よう! 応援しよう!」の圧が嫌なのよ。
今年のW杯、NHKのテーマ曲『烏』は米津玄師が手がけたらしい。
この手の話題なら、椎名林檎『NIPPON』(2014年NHKサッカー放送テーマ曲)を取り上げたことがある。政治思想に自覚的とは思えない椎名が世の空気でふんわり右翼風になっちゃってることを差し引くとしても、歌詞は「いざ出陣」「鬨の声」「死の匂い」などと、闘いを煽り、過激に鼓舞するものだった。
そんなことを思い出しながら『烏』の歌詞を眺めたら、もう、全然違った。あら、時代、変わったのかも。
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source : 週刊文春 2026年7月2日号






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