日常生活の中で急な「めまい」を感じることは珍しくないはず。特に、女性は男性の2倍も多いそうだ。放置すると、慢性化するおそれもあるという。どんな種類があるのか、原因やリスク、そして改善法と治療法を知ろう。
●慢性化させない「寝返り運動」&「枕セレクト」
●難聴、耳鳴りも併発「メニエール病」になりやすい人
「朝、目が覚めて起き上がろうとした瞬間、天井がぐるぐると回り出した」
「寝返りを打ったら、景色が激しく揺れる」
日常生活で、このようなめまいは突如起こり得る。厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2022年)によれば、めまいの自覚症状がある人は女性に多く、男性と2倍以上の差がある。
「とくに、自分や周囲のものが動いているように感じる『回転性』のめまいは、決して珍しいものではありません。読者世代の女性に最も多く見られるのが頭を動かしたときに起きる『良性発作性頭位めまい症(BPPV)』で、耳が原因のめまいの約半数を占めます。きちんと診断を受け、適切に対処しないと慢性的なめまいに移行することもあるので注意が必要です」
こう説くのは、大阪公立大学大学院医学研究科の角南貴司子教授。耳鼻咽喉病態学・頭頸部外科学の教授を務め、約30年にわたり、めまい診療・研究に携わってきたこの分野の第一人者だ。

めまいは大きく分けて、自分や周囲のものが動いているように感じる「回転性」、ふわふわする「浮動性」があるが、BPPVは回転性めまいの代表格だ。
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source : 週刊文春 2026年7月23日号






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