【前回までのあらすじ】芸人のウォッチャー目黒に犯されたと、ディレクター・加藤大地から相談された大宝テレビのニュースキャスター・鷲尾粧子(50)と加藤の親友の「週刊文春」記者・速水理央(34)。目黒は理央の高校時代の親友たちの自殺にも関与していた。理央は目黒のレイプを記事にすべく動く中、久しぶりに加藤と会う。だが加藤の様子は以前とは違っていた。
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自分にも、恥ずかしいほど未熟な頃があった、と粧子は思う。
つど、辺見鷹文の寛容さに救われ、その厳しさに育ててもらった。報道界の異端児にして、もはや伝説でもある彼に導いてもらえたおかげで今の自分があり、彼のDNAを懸命に守ろうとしてきたからこそ『フラッシュ11』は続いている。『大宝テレビ』の良心とも呼べるこの番組だけは、何があっても守り抜かなければ――と同時に、後輩のスタッフたちにとって、今度は自分が辺見の役割を担わなければならない。
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source : 週刊文春 2026年8月13日・20日号






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