Q
学生時代からの仲の良い友人グループですが、50代になり、夫の役職や親の遺産などで経済格差が広がってきました。一回5000円のランチや海外旅行に悪気なく誘われますが、パート勤めの私には厳しく、断るたびに惨めになります。お金を理由に長年の友情から距離を置こうとしている自分が嫌になります。
(58歳、女性)
分かるなァ、その状況。人生も50年を過ぎてくると、分かれた道がはっきり見えてくるものだよね。昔は横一列だった友達との生活にも差がつくし、とりわけお金の価値観の違いはなかなか埋まらないものだ。
ただ、だからと言って、あなたが惨めな気持ちになることはない。そこでぼくからの提案は、「いっそのこと、ウキウキしながら断ってみたら?」というもの。そうすると、あなたのもやもやした気持ちの本当の答えが見つかるような気がするんだ。
では、「ウキウキしながら断る」とは、どういうことか。それは「距離を置くのは悪いことばかりじゃない」という意味なの。人と距離を置くことは、ときに「もっと仲良くなるためのきっかけ」になるからだ。
だって、本当にあなたを大事に思っているなら、相手の懐具合を気にして誘うものだよ。5000円のランチ、海外旅行と気軽に言って、あなたが困っていることに気づきもしないなら、彼女はまだ確かな友達ではないのかもしれないよ。だから、それを見極めるためにも、人間関係をちょっと遠くに置いてみる、ってわけ。
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source : 週刊文春 2026年8月27日号






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