流行語を眺めていると、古語に似た表現に出くわすことがある。
たとえば「やばい」。典型的な若者言葉として広まった語彙だが、実はこれ、発想としては古語の「いみじ」「あはれなり」にとても似ている。
いみじ、は現代語で言うと、はなはだしい。ようはプラスの意味でもマイナスの意味でも、どちらにしてもとにかく程度が並外れていること。同じように、あはれ、もまたプラスでもマイナスでもどちらでも胸がじーんとくる強い感情を指す。ね、現代語の「やばい」も、プラスでもマイナスでも程度が甚だしいことを指していますよね。
発想が古語っぽいなあ、と感じるのだ。
で、同じように古語っぽい発想の流行語がある。
それは「顔ない」。
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source : 週刊文春 2026年9月3日号






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