山﨑努氏初のドキュメンタリー映画『山﨑リバーサイド―俳優の肩ごしに―』(犬童一心監督)のワールド・プレミアが、今月開催の第39回東京国際映画祭(東京・日比谷など)で行われることになった。山﨑氏のインタビュー、密着取材、数々の映画・舞台・ドラマの映像、関係者の証言などで、「俳優・山﨑努」に迫る。本作を完成させたばかりの犬童監督との対談をお届けする。
犬童 この映画の撮影を始めたのは昨年の1月でしたが、ようやく完成しました。
山﨑 お疲れ様でした。それにしても面白いタイトルだよね。犬童さんから最初に『山﨑リバーサイド』という提案をもらったときは、面食らったけど。
犬童 山﨑さんのお話を聞いていると、川の話が印象的なんです。子どもの頃、父の宇之助さんと出会った橋の下の狂人のお話。黒澤明監督の『天国と地獄』の登場カットでは川沿いを歩いている。ご自身も近所の多摩川に散歩に行っては、川岸の掘っ建て小屋の飲み屋に寄っていた。映画にも写真を使いましたが、あの飲み屋での山﨑さんは、とても楽しそうでしたね。あの店、いまはなくなっているのが残念です。
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source : 週刊文春 2026年10月22日号
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