あなたの家庭だけではない――。現代日本社会を生きる夫婦の大半は「セックスレス」である。その時、夫は何を思う? 妻の気持ちは? そもそもセックスは必要? 誰にも言えない夫婦の性を、専門家たちと本気で考えた。
●「1年間性交渉なし」は女性7割
●耐え忍ぶ妻…義務? 拒否できる?
●夫の不満は「ATM扱い」「不要な人間」
「心地よいセックスの経験がない。できればもうしたくないけれども、夫の誘いを断ると気まずいので仕方なく応じている」(女性)
「もう10年も妻とセックスしていない。妻は食事こそ作ってくれるが、口もきいてくれません。何が原因か分からない」(男性)
こうした“性の悩み”を抱える夫婦がいま、急激に増えている。

日本性科学会によると、セックスレスとは、セックス及びセクシャルコンタクト(裸の抱き合いなど)が1カ月以上ない状態をさす。
同会セクシュアリティ研究会の2022年調査では、「性交渉がこの1年全くない」と答えた40〜80代の既婚者の割合は、女性は70%に達し、男性も53.9%だった。
高齢になって急に性交渉がなくなるわけではない。40代時点でも「月1回未満」の女性は70%を超え、男性は50%近い。これらの数字は、現役世代も含めて夫婦の大半が「セックスレス」状態にあることを意味する。
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source : 週刊文春 2026年10月22日号
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